夏季県大会

★平成26年7月21日(月・祝)及び26日(土)に行われた夏季県大会はベスト16という結果でした。ご声援ありがとうございました。

試合概況を以下のとおりお知らせします。
併せて、大会関係者の皆様や各チームの選手及び関係者の皆様、応援していただいた皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。



夏季県大会一日目
平成26年7月21日(月・祝)(場所:酒匂川スポーツ広場)

 いよいよ、平成26年度の上半期の最大目標としてきた夏季県大会を迎えました。上位を目指したいところではありますが、トーナメント表を見ると強豪チームがひしめく中から勝ち上がっていかなければならないので、一戦一戦が全く気を許せない厳しい道のりが待ち構えています。
大事な初戦は、練習試合での対戦もなく、情報が全くない酒匂ブルーウェーブさんとなりました。とにかく全力で戦うしかありませんでしたが、その結果は以下のとおりでした。

初戦 対 酒匂ブルーウェーブ 

酒匂    0 0 2 0 1 1   0  計4
ブラック  0 0 0 1 0 3   1× 計5(7回タイブレ)


ピッチャー:オウスケ(完投)


1回から2回までは両チームとも無得点。


3回表の相手チームの攻撃。
1死から3連続バント攻撃。大事な夏季県大会初戦ということで緊張したブラック守備陣のミスも重なり、訳のわからないうちに気付けば2点を先制されていました(2−0)。


3回裏と4回表は両チームとも無得点。


4回裏のブラックの攻撃。
1死からガクが3塁打で出塁!続くソウタも同じく3塁打を放ち1点を返します。反撃開始かと思われましたが、その後は痛恨のダブルプレー。波に乗り切れません・・・。(2−1)


5回表の相手チームの攻撃。
またしてもバント攻撃・・・見事なまでに相手チームの術中に嵌り、守備ミスも加わり、1点献上。3回表と同様にブラックの悪い所が夏季県大会という大事な舞台で出てしまいました。(3−1)


5回裏のブラックの攻撃。
2死1・2塁としますが、後が続きません。


6回表の相手チームの攻撃。
1死後、ヒットを打たれ、続くバッターも再びバント!しかし、これまた守備の乱れで1死2・3塁となり、その後、再び守備の乱れが発生した間に1点献上。(4−1)


6回裏のブラックの攻撃。
気付けば最終回・・・夏季県大会という大舞台で、ブラックが浮足立っている隙を相手チームは見逃さず、相手チームのペースで最終回まで来てしまいました。このままブラックの夏季県大会が終わるかもしれない・・・という思いは頭をよぎりましたが、公式戦・練習試合を数多くこなしてきた経験からすると後半に逆転してきたことも一度や二度ではなかったので、最後まで諦める訳にはいきません。3点差という大きなビハインドを最後の最後に何とか挽回してほしい・・・祈るような気持ちで打者を送り出します。


先頭打者のオウスケが2塁打でつなぎます。続くガクも内野安打で無死1・3塁。さらにソウタも内野安打で1点返して無死1・3塁(4−2)。その後、盗塁成功で1死2・3塁になります。次のリョウの打席は、6球粘って3ボール2ストライクと追い込まれた後・・・タイムリーな振り逃げ!この隙を逃さず、あっという間に2者生還!!最後の土壇場で同点(4−4)に追いつき、振り出しに戻しました!!後続が倒れたため、規定によりタイブレークでの延長戦となりました。

 
7回表相手チームの攻撃(タイブレ1回目)
ランナー2塁からのスタート。3者凡退に打ち取り、無得点に抑えます。


7回裏のブラックの攻撃。
ランナー2塁からのスタート。先頭打者ショウゴが見事なバントを決め切って、1死3塁。後は次のバッターのナオキに全ての期待を託します・・・ナオキの振り抜いた打球はショート頭を超えるサヨナラ・タイムリー・ヒット!!!4−5という大逆転劇で初戦を辛うじて突破しました。


・・・ということで、見事に3点差のビハインドを最終回に追いつき、タイブレークでサヨナラ勝ちするという劇的なゲームとなりました!酒匂ブルーウェーブさんの方が試合内容としては勝っていたところでしたが、ブラックの選手が最後の最後まで全く諦めずに向かっていったことで勝利をギリギリで呼び込むことができました。



二戦目 対 豊島グリーンスター


 次の対戦チームは強豪・豊島グリーンスターズさんとなりました。4月と5月に練習試合でお世話になったときは1勝1敗。さらにブラックは豊島・鶴久保親善試合(各16チームの2ブロック制)において神明小学校ブロックで優勝し、豊島グリーンスターズさんは明浜小学校ブロックの優勝チームでしたので、過去の戦績をみると全く互角の両チームが夏季県大会という大舞台で真剣勝負・・・その意味でも楽しみな一戦となりました。


豊島        0 0 2 0 0 計2
ブラック      2 4 1 1 × 計8


ピッチャー:オウスケ(1〜3回)、ソウタ(4〜5回)


1回表相手チームの攻撃は三者凡退。


1回裏のブラックの攻撃。
初戦で溜まったストレスを吐き出すかのように猛打炸裂。ガク2塁打、ハルキ・リョウ・コウセイと連続安打でアッという間に2点先制。(0−2)


2回表相手チームの攻撃は無得点。


2回裏のブラックの攻撃。
初戦で溜まったストレスを吐き出すかのように再びの猛打炸裂。イツキがヒット、ガク四球、ソウタ・ハルキと連続ヒット、さらにリョウが3塁打で4点追加。(0−6)


3回表の相手チームの攻撃。
4者連続安打と打ち込まれ2点献上。(6−2)


3回裏のブラックの攻撃。
2死からイツキ四球、オウスケがヒット、ガクが2塁打で1点追加。(7−2)


4回表相手チームの攻撃。
ピッチャーがオウスケからソウタに交代しましたが、三者凡退。


4回裏のブラックの攻撃。
ハルキ2塁打、リョウが3塁打で1点追加(8−2)


5回表相手チームの攻撃。(最終回)
無得点で抑えて、勝利しました。


・・・ということで、強豪チームを振り切り、大会二日目に進むことが出来てホッとしながら帰路につきました。


夏季県大会二日目
平成26年7月26日(土)(場所:酒匂川スポーツ広場)


三戦目 対 綱島東シャークス


何とかベスト16入りを果たし、大会二日目に進めたことは良かったのですが、三回戦の相手が横浜市最強チームである綱島東シャークスさん(平成25年度横浜市少連ジュニア大会優勝・平成26年度横浜市少連春季大会優勝)ということで、横浜市少連春季大会準決勝(平成26年5月6日)でコールド負けを喫した相手ですので、三回戦で早くも最大の難関を迎えることとなりました。
今年度の戦績(練習試合含む)は1勝3敗。そのうち相手チームのエースが完投した3戦とも全敗中ですので勝てる可能性は極めて低いところですが、平成26年7月6日にシャークスさんと練習試合を行ったときの結果は2−1という惜しい結果でしたので、最少失点で切り抜けた上でブラックのこれまでの練習成果を120%出し切れば何とかなるかもしれない・・・という気持ちで臨みました。いずれにしても横浜市のチャンピオンに胸を借りるつもりで挑戦した結果は以下のとおりでした。


綱島東     1 4 0 0 0 計5
ブラック       0 1 0 0 0  計1


ピッチャー:オウスケ


1回表の相手チームの攻撃。
2死までは、あっという間に取れましたが、そこから四球。次の打者に2塁打を打たれて1点を先制されます。


1回裏のブラックの攻撃は先頭打者オウスケが四球を選び、盗塁を成功させて無死2塁。そして、ガクが見事に送りバントを成功させ、1死3塁の大チャンス。しかし、後続バッターが二者連続三振・・・大きなチャンスを失います。


2回表の相手チームの攻撃。
先頭打者が2塁打。その後1死3塁となり、タイムリーヒットで1点献上。(2−0)
さらにヒットを打たれて2死1・2塁の場面で、横浜市少連春季大会の準決勝でホームランを打たれたバッターを迎えます。完全なボール球を思いっきり振り抜いたので、ファールにできたと思いきや、何とそのままホームラン!高めの完全なボール球をあそこまで持って行かれたのでは、打った打者を讃えるしかありません・・・ということで想定外の3点を取られ、大きく突き放されます。(5−0)


2回裏のブラックの攻撃。
1死からコウセイがヒット。2死になるも、さらにナオキがヒットで、盗塁も成功し2アウト2・3塁のチャンス。そこで、イツキがうまく内野に転がして相手守備がもたついている間に1点を返し、そのまま2塁ランナーも3塁を蹴ってホームを目指すもタッチアウト。(5−1)


そのまま相手チームを最終回まで無得点に抑えるも、ブラックもソウタのヒット(3回裏)とイツキのヒット(5回裏)の2本に抑えられて、5−1のまま時間切れでゲームセット!

・・・ということで、上半期の集大成と位置づけて目標としてきた夏の県大会は、残念ながらベスト16止まりという結果で幕を閉じました。しかしながら、超強豪チームを相手に真正面から全力で挑んだ結果ですので、謙虚に受け止めるしかありません。最後になりましたが、綱島東シャークスさんは、夏季県大会の三回戦でブラックと対戦する可能性があることがわかっていたにもかかわらず、直前に練習試合を行っていただいたことに対して、この場をお借りしてお礼申し上げます。綱島東シャークスさんには、ブラックに研究されることを承知の上で練習試合という機会を快く与えていただきましたので、綱島東シャークスさんの器の大きさと強さを改めて実感させられました。


これから少しずつでも更に強くなって、秋季県大会をはじめとした各大会で優勝できるように頑張れ〜ブラックナイン!


(追伸)夏季県大会優勝チームは綱島東シャークスさんでした。