横浜選手権(試合概況)

横浜選手権優勝!!

市少連横浜選手権の試合概況を以下のとおりお知らせします。
ご声援ありがとうございました!


 金沢区からは予選を兼ねた区連盟秋季大会で上位に入らないと横浜選手権の出場権を得ることができないといわれておりましたが、ギリギリ5位で辛うじて出場できることとなりました。
 今年度の横浜市少連にてブラックは、春と夏はともに準決勝で敗退しており、3度目の正直ということで今度こそは絶対に優勝したいという気持ちで臨みました。


平成26年10月12日(日)場所:新横浜駅前公園
横浜選手権一日目


 選ばれた16チームにより横浜市の最強チームを決める横浜選手権(一日目)が行われ、ブラックは一回戦及び二回戦とも下記のとおり勝利し、ベスト4へ進出しました。


一回戦 対 日吉ベアーズ

ブラック 4 2 4 計10
日吉   0 0 0 計 0
(投手:ソウタ 完投 コールド)


二回戦 対 戸塚インディアンズ

戸塚   0 0 0 計 0
ブラック 0 14 × 計14
(投手:オウスケ 完投 コールド)

ソウタ・リョウのホームランが飛び出す等、ブラックの猛攻の結果、勝利することができました。


平成26年10月19日(日)場所:能見台中央公園
横浜選手権二日目


準決勝 対 綱島東シャークス

 準決勝は、予想どおり夏季県大会優勝チームの綱島東シャークスさん(以下「綱島東」と記します。)との戦いとなりました。神奈川県最強チームである綱島東とは3度目の対戦となりましたが、これまで2戦して大差で負けており、全く試合をさせてもらっていません(5月6日に「市少連春季大会(準決勝)」でコールド負け。7月26日に「夏季県大会(ベスト8進出をかけた試合)」で5−1の大差で敗北)。
 それ以来、このときの悔しさをバネに練習と研究を積み重ね、1週間前の台風直前の大雨の中でも1日練習を休まずに行い、当日を迎えました。相手チームの剛腕投手から公式戦で2点以上取ったという話を聞いたことがないことから、できれば無失点、悪くても1点に抑えて接戦に持ち込まない限り勝機はないという意気込みで挑まなければなりません。とにかく、「何が何でも勝つ!」という気合と全力プレーだけは負けないよう試合に臨みました。

綱島東  1 0 0 0 0 0 計1
ブラック  0 0 2 0 0 0 計2
(投手:オウスケ 完投)


1回表の相手チームの攻撃。
1死からエラー出塁。続くバッターに進塁打を決められ、次のバッターに四球を与えて2死1・2塁のいきなりの大ピンチ!そこでタイムリー2ベースを放たれて早々に1点を先制されます。そのまま2死2・3塁の大ピンチが続きましたが、ここは内野ゴロに抑えて最少失点で切り抜けました。(0−1)しかし、当初の目標であった無失点で凌ぎ切るという作戦は初回から修正せざるを得なくなり、厳しい状況に追い込まれました。


1回裏のブラックの攻撃。
2死からオウスケがヒットを放ちますが、後が続かず。


2回表の相手チームの攻撃は三者凡退。


2回裏のブラックの攻撃。
先頭バッターのリョウが2塁打!コウセイがバントで進めるも、後が続きません。


3回表の相手チームの攻撃。
2死後、次のバッターが3塁線へ強烈な当たりを放ちますが、3塁手のガクが飛びついてギリギリで捕球し、難しい態勢からの1塁送球が高く外れましたが、1塁手ハルキがジャンプして見事捕球し、これまたギリギリでアウト!(ナイスプレー!)


3回裏のブラックの攻撃。
1死後、一番打者ソウタが技ありのセンター前ヒット!続く二番打者ガクがバントの構えで揺さぶり続けた結果、3ボール2ストライクのカウントから来た絶好球を思いっきり振り抜いて外野まで運びます・・・更に、その打球がイレギュラーバウンドして外野手の後方へ転がります!その間に1塁ランナーがホームインし、打ったランナーも3塁到達!あっという間に同点に追いつき、一気に流れがブラックに押し寄せます!!(1−1)
この大チャンスを迎え、応援席からの大声援の中、三番打者オウスケが三遊間を破るレフト前ヒットを放ち、3塁ランナーがホームイン!まさかまさかの怒涛の三連打で見事逆転に成功!!(2−1)
こうしてソウタ・ガク・オウスケの1・2・3番コンビの三連打で、夏季県大会優勝投手から2点奪取!!!ブラック応援団席から凄い大歓声が沸き起こりました!
 あとは、この貴重な1点を守り切ってほしいところですが、時間は残り約30分もあります・・・。


 4〜5回表裏は両チームとも無得点で両者一歩も譲りません。
 ブラックは、何とか追加点を奪おうとしますが、本気になった綱島東エースから完全に抑え込まれます。同時に、綱島東の超強力打線に対してもブラック守備陣は集中力を切らさずに必死で守り、とうとう6回表を迎えることになりました。


6回表の相手チームの攻撃。
1死から2者連続四球。次のバッターの打席の際、ブラックが油断している隙に2塁ランナーが盗塁を成功させて、1死1・3塁!あっという間に、この試合で最も厳しい場面を迎えます。
そして、次の5番バッターが2ストライクから放った強烈な打球は・・・一塁手ハルキの何と真正面!ライナーをガッチリ捕球後、1塁ベースを踏みます。あっという間の出来事に、次の塁を狙って飛び出していた1塁ランナーが戻れず、ダブルプレー!!好プレーで最大のピンチを逃れます!!!


6回裏のブラックの攻撃は三者凡退。


しかし、ここで時間となり、試合終了!



 ついに夏季県大会優勝チームである綱島東&夏季県大会優勝投手から勝利することが出来ました!(正確に言えば、逃げ切ることが出来ました!!)
 思えば市少連春季大会準決勝でコールド負けを喫した時には、とても勝てる気がしませんでしたが、それ以来、チーム全員が「打倒、綱島東!」という目標を持ちながら諦めずに頑張ってきた努力が横浜選手権の準決勝という大舞台で実を結びました!綱島東という強くて素晴らしいチームに勝つことができ、うれしいの一言です!!




決勝 対 高舟台レッドソックス

 市少連の決勝に進出できたのは良かったのですが、あの綱島東の次に相性の悪い高舟台レッドソックスさん(以下「レッドソックス」と記します。)との対戦となりました。
 レッドソックスは箕輪ブルーナインズさんをタイブレークの末にサヨナラで勝ち上がってきました。ブラックは4年生時代からレッドソックスと激闘を繰り返してきましたが、4年生時代からの公式戦での対戦では未だ1勝しか出来ておらず、その中でも決勝での対戦結果は全てタイブレークに突入する大激戦となり、0勝3敗と全敗していますので、これまた勝つのが難しいチームとの対戦となりました。
 超強豪・綱島東との準決勝で相当な集中力を費やした後ですので、ブラックの選手の集中力が切れていないか心配でしたが、ここまで来たら絶対に勝ってほしいと、祈るような気持ちで選手を送り出しました。

ブラック 0 0 0 1 2 計3
レッド  0 0 0 0 0 計0
(投手:オウスケ 完投)


1〜2回表裏は、両チームとも無得点。


3回表のブラックの攻撃。
無死からナオキがヒットを放ち、次の打者ソウタがヒット。ガクが四球を選んで1死満塁の大チャンス!続く、オウスケがピッチャーゴロを転がしますが、3塁ランナーがフォースアウト。さらに2死満塁のチャンスは続きましたが、次の打者が三振となり、無得点・・・大きなチャンスを逸します。


3回裏の相手チームの攻撃。
先頭打者がヒット。次の打者は送りバント成功。次の打者が進塁打を決めて2死3塁のピンチ!続く打者は四球を選んだ後に盗塁して、2死2・3塁となります。しかし、次の打者を打ち取って大ピンチを凌ぎ切ります!


4回表のブラックの攻撃。
先頭打者リョウが内野に転がし、送球が逸れた間に2塁へ。そして守備の乱れを突いて盗塁し無死3塁の大チャンス!続く打者コウセイは、ここで見事なタイムリーヒットを放ち、先制点を叩き出します!(1−0)
1死1塁の場面で、ナオキがヒット、そしてイツキもヒットで再び1死満塁の大チャンス!しかし、後が二者連続三振で絶好の追加点チャンスを活かし切れません。


4回裏の相手チームの攻撃。
先頭打者が何と三塁打!その後、1死3塁となり、次の打者がショート前に転がしますが、3塁ランナーがホームへ突っ込んでいるところをショート(ソウタ)がきっちりホームへ送球してタッチアウト!難を逃れます。


5回表のブラックの攻撃。
先頭打者のオウスケがヒットで出塁。ハルキがきっちりバントを決めて、1死2塁。続くリョウを故意四球とし、1死1・2塁の場面でコウセイとの勝負を相手チームが選択します。
何とかしてほしい場面で、4回表に先制点を叩き出した絶好調のコウセイが期待に応えるタイムリー2塁打を放ち、先制点に続いて貴重な追加点を叩き出します!(2−0)
さらに1死2・3塁のチャンスで、続くイッペイがセオリーどおり内野ゴロを上手く転がして3塁ランナーがホームイン!貴重な3点目を着実にゲットしました。(3−0)


5回裏の相手チームの攻撃(最終回)。
3−0となったので何とか逃げ切れると思っていたら、先頭打者にいきなり2塁打を打たれます。続く打者にも2塁打を打たれますが、フライ捕球されそうな打球であったため、スタートが遅れたこともあり、無死2・3塁で留まり、辛うじて得点は免れました。しかし、これまでタイブレークの激闘を繰り広げてきた相手だけあって、最後の最後まで全く油断できません!
 大ピンチではありましたが、ブラックのエース・オウスケは次の打者を三振、そして次の打者もピッチャーゴロに打ち取って、あっという間に2死2・3塁とします。
そして、最後の打者も三振に切って取り、ゲームセット!


この瞬間、悲願であった横浜市の頂点に立つことが出来ました!!

こうして横浜市少連の横浜選手権を見事優勝で飾ることができました。このメンバーで横浜市少連の大会で優勝するのは初めて・・・ここまで長くて遠い道のりでした。それも強豪チームを準決勝・決勝と連続して破った末の優勝なので、本当に価値ある忘れられない優勝となりました。

 また、素晴らしいライバルチームと切磋琢磨できた上での勝利でもありますので、金沢区の各チームをはじめとして公式戦・練習試合でお世話になった全チームの選手・関係者の皆様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!


 次は、いよいよ神奈川県内の全ての強豪チームが集結する秋季県大会が11月9日から始まります。再び、優勝目指して最後の最後まで全力プレーだ!頑張れ〜ブラックナイン!